2022年12月10日〜11日
鹿児島大学非常勤講師であり、文化庁文化財部非常勤調査員でもある屋久島の出身の寺田仁志先生と一緒に2日間にわたり、山の瀬公園の植物観察会と植生調査を実施し、里人の生活を支えてきた屋久島低地部の森の大切さを教えていただきました。
屋久島の植物に詳しい小西裕伸さんや、屋久島高校教諭の東貴子先生も参加してくださり、みんなでブラウン・ブランケ法を使って植生調査で森の特徴的な3箇所で簡単な植生図、樹木位置図を作成するなど、楽しい時間が共有できました。
ウバメガシ、スダジイ、マルバニッケイ、シャリンバイなどの海岸林の群生が見られる山の瀬公園は、ひとことで言えば、海からの影響を大きく受けた「海の森」。シドッティ上陸記念碑にも隣接し、まさに屋久島の人々の生活や歴史が語れる森でした。
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