2024年6月2日
鹿児島県からの委託事業「西洋文化を広めたシドッティの功績等普及啓発事業」の一環として、小島区のエコツーリズムを開発する事業の1回目の研修を行いました。
講師としてお招きしたのは、屋久島出身で、長く鹿児島県立博物館の学芸員として活躍され、今は鹿児島大学の講師や文化財保護委員を兼任されている寺田仁志先生です。特に植物についての説明はわかりやすく、暮らしの背景にある自然について理解を深めることができました。
小島区の魅力は、やはり農業集落としての成り立ちです。山裾から海に向かって広がる美しい田園風景、そして人々の暮らしの隅々に垣間見える農業と関連した生活文化です。
鳥居の間からまっすぐに見える神山の様子や、明治時代に開田に力を注いだ集落の歴史、家々の庭に咲く有用植物などについて多くを学びました。
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